使うブロックチェーンネットワークが増えると、資金管理がむずかしくなります。
複数アドレスを持っているとDefiの収益をウォレットのネットワークをいちいち切り替えて確認するのも手間がかかるし面倒です。
そんなときZAPPERをウォレットにつなげば、すぐに解決。
ZAPPERはウォレットのNFTや仮想通貨の残高をネットワーク別に一元管理できるツールで、Defiの報酬の確認もすべて一覧で表示してくれる便利なツールです。
ZAPPERでできることは以下の通り。
- Defiの損益確認
- 保有している通貨の確認
- NFTの価格や保有アイテムの確認
- 各ネットワークのガス代の確認
- 暗号通貨のトレード (スワップ機能)
- ネットワーク間の通貨の移動(ブリッジ機能)
- 取引や送受信の履歴を確認する
それではZAPPERの使い方や機能を解説しています。
ZAPPER 接続
ZAPPERに接続できるネットワークは以下の14種類、イーサリアムレイヤー2も対応していて、主要なネットワークをカバー。
これからも対応ネットワークは増えていきます
- Arbitrum
- Aurora
- Avalanche
- BSC
- Celo
- Cronos
- Ethereum
- Evmos
- Fantom
- GnosisChain
- HarmonyOne
- Moonriver
- Optimism
- Polygon
「ZAPPER」1つで各ネットワークにおいてある資産を管理できます
接続可能なウォレット
ZAPPERに接続できるウォレットは以下の14種類のウォレットが利用可能です
- MetaMask
- WalletConnect
- Ledger
- Lattice
- Trezor
- Fortmatic
- Portis
- Torus
- Opera
- Coinbase Wallet
- BlockWallet
- Gnosis Safe
- XDEFI Wallet
- Keystone
ZAPPER 機能
ここで紹介するZAPPERの主な機能は以下の通り。
- Defiの損益をみる
- 保有している通貨を確認する
- NFTの価格や保有アイテムの確認
- 仮想通貨のトレード (スワップ機能)
- ネットワーク間の通貨の移動(ブリッジ機能)
NFTの価格やガス料金がわかるのはとてもありがたい機能ですね。
実際の画面を見ながら確認していきましょう。
- ポートフォリオ機能(黄色枠)
- 保有しているNFTの回覧(緑枠)
- トランザクション履歴の確認(水色枠)
- 各ネットワークのガスの確認(紫枠)
- ネットワークの切り替え(青枠)
- スワップ(オレンジ枠)
- ブリッジ(赤枠)
主な機能について解説していきます。
Portfolio
ポートフォリオ機能は画像のようにネットワーク別に見やすく一覧で表示されます。
どのネットワークにどれくらい保有しているのか一目瞭然です。
さらに下にスクロールしていくと、Defiにどれくらい保有しているかを確認できます。
私はAurora⁺にステークしているので、Aurora⁺での保有額が表示されています。
AURORAについてはこちらの記事で紹介しています。
Swap
Swapボタンをクリックすると画像のような取引画面に移動します。
ZAPPERではDEXに接続しなくても、仮想通貨のトレードが可能で、取引できるネットワークの種類は以下の6つのチェーンがが取引可能です。
- Avalanche
- BSC
- Ethereum
- Fantom
- Optimism
- Polygon
Bridge
Bridge機能を使うと、Arbitrum、Avalanche、BSC、Fantom、Optimism、Polygonネットワークに仮想通貨をブリッジできます。
Auroraはブリッジに未対応ですが、近日中にAuroraのブリッジをサポートします、とのことでした。
NFTの回覧
NFTのボタンをクリックすると保有しているNFTがコレクション別に表示されます。
フロア価格も同時に表示されるので、マーケットプレイスに確認に行かなくても済むのがうれしい機能。
ArbitrumとOptimismのNFTも表示できるようになり、ますます使い勝手が良くなりました。
ZAPPERの類似サービス
ZAPPERの類似サービスには、DeBank、Zerionがあります。
どちらもポートフォリオ機能があり、アドレスを登録すると保有額や所有するNFTの回覧が可能。
メタマスクのブラウザで確認できないNFTの回覧も可能です。
また、Zerionでは、アプリをダウンロードするとZerion DNAというNFTが無料でもらえるので興味がある方はやってみるといいでしょう。
詳しい貰い方についてはこちらの記事をどうぞ