メタマスクで複数アカウントを作るにはどうしたらいいですか?
今回はこのような疑問にお答えします。
- エアドロップ専用
- OpenSeaのコレクション別
- 魔界専用アカウント
など、メタマスクで複数アカウントをもっておくと便利です。
複数アカウントを作るには、2つの方法があり、シードフレーズの管理は、
- メタマスクの中に、別のアカウントを作成する:シードフレーズは1つ
- 別のメタマスクのアカウントをインポートする:シードフレーズは2つ
このような形になり、それぞれやり方・注意点が違います。
それでは、メタマスクで複数アカウントを作る2つの方法と注意点を解説していきます。
メタマスクで複数アカウントを作る注意点
この方法で複数のアカウントを作成した場合、
- シードフレーズは、最初に作成したときの「1つだけ」
メタマスクを削除しても、シードフレーズを使って復元すれば、下記の方法で作成したアカウントも復元されます。
※復元したときは表示されませんが、同じ手順で作成すると同じアドレスが生成されます。
そのため、シードフレーズが漏れると、作成した全てのアドレスから資金が抜かれます。
メタマスクで複数アカウントを作る方法
まず、メタマスクを開きましょう。
右上のアカウントのマークをクリックすると、タブが開くので「アカウント作成」を選択します。
わかりやすいように、名前を付けておきましょう。名前を付けたら「作成」をクリックします。
これで、同じメタマスクの中に新しいアカウントが作成できました。
この手順で、同じウォレットにいくつもアカウントを作成することができます。
メタマスクに複数アカウントをインポートする
この方法は、シードフレーズがアカウントごとに異なるので、セキュリティー面で優れた方法になります。
その代わりに、管理するシードフレーズが増えるので注意が必要です。
他の端末にインストールしているメタマスクのアカウントを、秘密鍵を使ってインポート可能で、トラストウォレットやセーフパルウォレットを、メタマスクで使えます。
>>メタマスクのサブアカウントにトラストウォレットを利用する
次は、インポートしたいメタマスクの秘密鍵の取り出し方を解説します。
メタマスクから秘密鍵を取り出す方法
まずは、インポートしたいウォレットの秘密鍵を用意します。メタマスクで秘密鍵を取り出しましょう。
アカウントのマークの下にある3つの点をクリックしましょう。
続いて「アカウントの詳細」を選択します。
秘密鍵のエクスポートを選択。
メタマスクのパスワードを入力すると、秘密鍵が表示されるので、コピーしておきます。
この秘密鍵を別のメタマスクにインポートします。
他のウォレットアプリから秘密鍵を取り出すときも、同じ手順で取り出すことができます。
メタマスクで秘密鍵を使ってアカウントをインポートする手順
さきほどと同じように、アカウントのマークを選択して、「アカウントをインポート」をクリックします。
さきほどコピーしておいた秘密鍵を入力して、インポートをクリックします。
これで、アカウントのインポートは完了です。
まとめ
以上が、メタマスクで複数のアカウントを作る方法でした。
最後にポイントをまとめます。
メタマスクに複数アカウントを作るには2つ方法があり、シードフレーズの管理は、
- 1つのメタマスクの中に複数のアカウントを作成する場合は、管理するシードフレーズは1つ
- 秘密鍵を使って複数アカウントを作る場合は、端末ごとにシードフレーズを管理する
このようになり、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。