メタマスク以外で、おすすめの仮想通貨ウォレットはありますか?
今回は、このような疑問にお答えします。
トラストウォレットは、メタマスクでは管理できない「ビットコイン」や「リップル」も管理できる、オールインワンのウォレット。
2018年にバイナンスが買収、バイナンスの公式ウォレットとなりました。
この記事では、メタマスク以外の仮想通貨ウォレットで、トラストウォレットを選ぶメリットや、メタマスクとの違いを解説していきます。
トラストウォレットのブラウザ版がリリース
トラストウォレットのPC版が、グーグル拡張でリリースされました。
現在、トラストウォレットのパートナーであるDAOMekarでOATと2,000ドルがあたるキャンペーン中です。
参加は以下のリンクから、Twitterとメタマスクを連携してリツイートするだけです。簡単なので是非どうぞ。
開いて手順を確認する
トラストウォレットのブラウザ拡張機能をダウンロードします。
Chromeに追加をクリック。
新しいウォレットの作成をクリック。
メタマスクなどのEVMウォレットをインポートしたい場合は「ウォレット復元またはインポート」から設定します。
パスワードを設定します。このパスワードはトラストウォレットを開くときのパスワードになります。
パスワードが設定できたら次は、シークレットリカバリーフレーズの確認です。
注意書きを読んで「開始をクリック」
ぼやけている部分をクリックしてシークレットリカバリーフレーズを表示して、クリップボードにコピーします。
いったんシークレットリカバリーフレーズをメモアプリなどに張り付け、完了したら「分かりました」をクリック。
次の画面では、先ほどのシークレットリカバリーフレーズを順番通りに選択します。
共有データの設定はお好みで選んでください。設定画面で後から変更可能です。
これでトラストウォレットのブラウザ版の設定は完了です。
トラストウォレットとメタマスクの違い
トラストウォレットとメタマスクの違いは、以下の2つがあげられます。
- EVM以外のチェーンも使える
- 独自トークンTWTを発行している
トラストウォレットは、2017年にリリースされたウォレットで、iOS Android アプリ、PC版があります。
メタマスクでは、イーサイアムネットワークや、EVM互換のある仮想通貨しか扱えませんが、トラストウォレットは、
- ERC-20規格のトークンは20,000種類
- 63種類のブロックチェーンネットワークに対応
BTC、ADA、XRP、NEAR、SOL、DOGEにも対応しています。
メタマスクと比較して、トラストウォレットは対応しているブロックチェーンが幅広いのが特徴で、さまざまな仮想通貨を1つのウォレットで管理できるのが、メタマスクに無いメリットです。
他のモバイルウォレットから「シードフレーズ」「Keystore JSON」「秘密鍵」を使ってインポートしたり、アドレスを登録して回覧できます。
次は、トラストウォレットのインストールの方法を見ていきましょう。
トラストウォレットの使い方
まず初めにトラストウォレットをダウンロードしましょう。
ダウンロードが終わったらセットアップをしていきます。
手順は以下の通り。
インストールできたら「新しいウォレットを作成する」をクリック。
利用規約にチェックを入れ、続けるを選択します。
続けて3つチェックボックスにチェックを入れて、続けるをクリックします。
作成したウォレットの「シードフレーズ」が表示されます、コピーして「続ける」をクリック。
張り付けたメモを見ながら、シードフレーズを順番通りにタップして入力します。
順番通りにタップ出来たら「完了」をクリックしましょう。
プッシュ通知をオンにしてセットアップは完了です。
トラストウォレットでアドレスを確認する方法
トラストウォレットでアドレスを確認する方法は、ビットコインを例にあげるとこのようになります。
3ステップで受け取り用のビットコインのアドレスが表示されます。
EVM(Ethereum Virtual Machine)とは?
BSCやPolygon、Avalanche C-chainなどは、EVM(イーサリアムバーチャルマシーン)と言って、イーサリアムをコピーしたシステムを使っています。
そのため、「0x」から始まるイーサリアムと同じアドレスを使用できます。
ビットコインやライトコイン、リップルなどは、EVMを利用していないのでイーサイアムのアドレスに送ると取り出せなくなるので注意しましょう。
BNBを使うときの注意点
トラストウォレットで扱えるBNBには、
- BNB Beacon Chain(BEP2)
- BNB Smart Chain(BEP20)
の2つあります。
BNB Beacon Chainは、ステーキングや投票に使用されています。(規格の表記はBEP2)
BNB Smart ChainはEVMに対応し、他のブロックチェーンと相互に行き来できるマルチチェーンです。(規格の表記はBEP20)
バイナンスでは、この2つを合わせて「BNB Chain」と呼んでいます。
パンケーキスワップを利用する場合は、BNB (BEP20)が必要になります
トラストウォレットで、パンケーキスワップを使うとき、間違ってBNB(BEP2)を送ってしまって取引できないことがありました、注意しましょう。
トラストウォレットの手数料は?
手数料は利用するブロックチェーンによって変わります。
BSCなどのEVMネットワークの手数料はイーサリアムネットワークに比べて格段に安いので、手数料の高さを気にすることは特にありません。
問題なのは、ビットコインとイーサリアム(ERC-20)
逆に、混雑しているときに送金してしまうと何時間も届かない原因にもなってしまうので注意しましょう。
トラストウォレットのブラウザ機能
トラストウォレットでパンケーキスワップなどのDEXを利用するには、トラストウォレットのブラウザを利用します。
画像のDappsをクリックすると、おすすめのDEXやゲーム、NFTマーケットプレイスが表示されるので、ここからアクセスしましょう。
ブックマークを使って整理して使うといいでしょう。
トラストウォレットでできる取引
トラストウォレットで仮想通貨を取引する方法は3つあります。
- スワップ機能
- バイナンスDEX
- クレジットカードで購入
順にみていきましょう。
スワップ機能
トラストウォレットのスワップ機能を使って、DODOをBNBにスワップしてみます
まずはじめに、ホーム画面から「スワップ」選択します。
次に、画像のように上にDODO、下にBNBを入力して「DODOを承認する」をクリックします。
ネットワーク手数料を確認し、承認をクリックするとトランザクションが実行され、承認が始まります。
最後に、DODOの数量を入力して「スワップ」を選択。
これでDODOをBNBにスワップできました。
取引所(バイナンスDEX)
「バイナンスDEX」を利用した取引所が、トラストウォレットに組み込まれています。
BEP2規格のBNBを基軸としていて、通常の取引所のように板取引ができます。
クレジットカードで購入する
トラストウォレットのアプリから仮想通貨をクレジットカードで購入できます。
シンプレックスを使って購入すると手数料で30ドル以上かかるので、手間と時間はかかりますが取引所で購入してトラストウォレットに送るほうが良いかと思います。
>>トラストウォレットの他にクレジットカードで仮想通貨を買う方法
トラストウォレットでNFTを管理する
トラストウォレット は、NFTやP2Eゲーム資産(ERC721、ERC1155規格)を保管できます。
対応しているブロックチェーンは、イーサリアムネットワークとBSCネットワークになります。
トラストウォレットのトークン TWT
トラストウォレットが発行しているトークンはTWTです。
バイナンスでの取引高が1番多いので、取引にはバイナンスを利用するのが最もいいレートで取引できます。
まとめ
以上が、メタマスク以外の仮想通貨ウォレットでは、トラストウォレットがおすすめな理由でした。
トラストウォレットはバイナンス公式ウォレットということもあり、信頼できるウォレットです。
メタマスクと併用して使えるのでダウンロードしてみるといいでしょう。